G570のヒンジを部品交換なしで格安修理する方法【Lenovo】

G570のヒンジ破損

Lenovo G570のヒンジが破損したとのこでご相談頂きました。G570の右側ヒンジがグラグラとしており、不安定な状態です。

G570は安価で大変人気があるパソコンですが、その安さ故か、液晶画面とモニタを接続しているヒンジという蝶番が故障し、液晶画面がぐらぐらになってしまうことが多い機種です。

写真:G570 ヒンジの破損(右側)

G570

これは本体側のボトムケースにヒンジのネジが固定されていますが、ネジの土台がとても弱く、ボロボロになってしまった結果、画面がぐらぐらした状態になっています。

  G570を分解してヒンジの状態を確認

分解し、確認したところやはり右側のネジの土台が劣化によりボロボロになっていました。

写真:G570の分解、ヒンジの破損箇所

G570ヒンジ内部

写真:ヒンジ土台のネジ受け部

G570ヒンジのネジ土台

ヒンジの土台が完全に崩壊してしまい、ヒンジのネジを受け止める金具はネジについたまま浮いてしまっている状態です。

ケースごとの交換の場合高額

このヒンジの土台を直すとなると本体側のボトムケースを交換する必要がありますが、どうしても時間がかかって高額になってしまいます。

また、G570のヒンジやボトムカバーは、この症状になりやすい傾向のため又再発する可能性もあります。

 部品交換はせずに補修

そこで、今回はお客様と相談の結果、ボトムケースより更に下からヒンジの上までネジを貫通させ、固定する修理を行うこととなりました。

ボロボロになっていた土台の部分に穴を空け、ボトムケース裏まで貫通させます。

G570ヒンジ土台の加工

そこにちょうどいいサイズのネジを入れ、ナットで固定します。裏側から貫通したことにより、内側だけを固定するよりは強度がアップします。

G570土台修復

ヒンジの土台裏側はネジが出た状態となりますが、黒いネジを使用したため、気になるほどではありません。

G570本体裏側

2本のうち1本はこの上にゴムカバーがつく為、隠れてしまいます。

画像7

G570のヒンジ補修完了

簡単な作業ですが、これだけでヒンジのぐらぐらは解消されました。

ヒンジの開閉に問題が無いことを確認して修理完了となります。

Lenovo G570で画面がぐらぐらしているという故障など、パソコン修理は秋葉原イーハンズへご相談ください。

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