こんにちは。パソコン修理専門店イーハンズです。
NECのノートパソコン LS550/DS6R PC-LS550DS6RのCPUファン交換修理を行いました。
使っているうちに突然電源が落ちるという症状でお預かりしました。
確認のために電源を入れっぱなしにしていたところ、起動してから30分程度で電源が落ちることを確認しました。
CPU温度の計測
CPUファンは回っていますが、念のためCPUの温度を計測しました。
すると、パソコン本体はあまり熱いように感じませんでしたが、CPU温度は100度近い温度になっていました。
CPUの温度は40度くらいから70度くらいが適正なので100度は明らかな適正温度超過となります。
CPUファン交換のために分解
CPUファンを交換するために分解していきます。
取り外したCPUファン
CPUファンを取り外したらエアーダスター等を使ってゴミやホコリを除去します。
グリスも塗り直し
CPUファンにはヒートシンクという熱を伝導させるための板がついており、このヒートシンクとCPUの間には熱伝導用のグリスが塗られています。
このグリスも劣化してくると熱伝導率が悪くなるので新しいグリスを塗り直します。
CPUファンを交換し、組み立てたら再度温度を計測します。
現在の温度は40度から50度以内を推移しており、最高温度も60度台に留まっています。
やはりCPUファンの動作不良により30分程度で電源が落ちてしまう故障が発生していたようです。
症状が再発しないかどうかわざとCPUに負荷をかける検査等を行い、問題が無いことを確認したら修理完了となります。
今回はCPUファンの故障とみて修理しましたが、パソコンの電源が突然落ちる原因は様々です。
パソコンの電源が突然落ちる症状でお困りの方は秋葉原のパソコン修理専門店イーハンズへご相談ください。
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