秋葉原のパソコン修理店イーハンズです。
先日、完全に折れた状態の「SDカード」から写真などのデータを救出しましたので、ご紹介させて頂きます。
折れたSDカードのデータ救出
先日、秋葉原店にお持ちいただいたSDカードです。SDカードが完全に曲がってしまっております。
おそらく内部のSDカード基板は完全に「折れた」状態と思われます。
64GBのSUPER TALENTブランドのSDXCカードです。
折れたSDカードを分解
実際に破損状況を確認するために、折れたSDカードを分解していきます。
外側のケースを取り外しました。内部の基板を確認したところ基板が折れており、完全に真っ二つになっている状態でした。
この状態で基板を補修するのは、現実的ではなく、時間もかかってしまうため、データが保存されている「フラッシュメモリチップ(メモリチップ)」より直接、データを救出することにします。
SDカード基板よりメモリチップの取り外し
メモリチップは、SDカード基板に直接くっついており、ハンダゴテなどで取れるものではありません。専用の設備と工具、経験でメモリチップを傷つけないように慎重に外します。
フラッシュメモリチップとは
フラッシュメモリチップとは、SDカードやUSBメモリなどのデータ記憶部として使われているチップになります。このチップへデータを保存しております。SDカードやUSBのデータ救出などでは、こちらのチップからデータを救出します。
チップの裏面には沢山の接続部
このメモリチップの裏面には様々な接続部分があり、それぞれがデータのやり取りなどの信号を送り合っています。
この接続の一つでもつながっていない、間違ってつながるとデータは読めません。
ものすごく小さなメモリチップ
この接続部ですが、メモリチップ自体が非常に小さな部品のため、接続部同士が非常に狭く、ひとつひとつの接続部を肉眼で確認するのは困難な状態です。
下記の写真は500円玉と大きさの比較をした写真です。
この取り外したメモリチップから直接データを救出します。
救出できたデータはお客様のご希望により、新しいSDカードへ保存させて頂きます。
SDカードのデータ救出なら
SDカードのデータ救出なら、秋葉原と新宿のパソコン修理イーハンズへお気軽にご相談ください。迅速低価格で相談させて頂きます。
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