パソコンを新しく買ったり、買い替えたり。パソコンに限らず電気製品を買い換える時に気になるのが、「長持ち」するかどうか。
できれば寿命が長い物を選びたいですよね。
そんなノートパソコンの寿命について、今回は「ノートパソコンの液晶」編として紹介させていただきます。
まず先に言ってしまうと、使用環境や使用頻度等によって大幅に寿命は変わります。その為、特定のメーカーが特に壊れやすい、特定のメーカーが壊れにくいというのは無いと思います。
パソコンを購入される際には、ご自身の環境や頻度、使用目的に合わせたパソコンを購入するのが寿命を長くする秘訣です。
ノートパソコン液晶の寿命
それではノートパソコン液晶の寿命について考察してみたいと思います。
最近のノートパソコンで最も主流の画面サイズは15.6インチの液晶です。
液晶は自社製品ではないことがほとんど
そんな15.6インチのノートパソコンの液晶は、各ノートパソコンメーカーが製造しているわけではなく、外部の液晶メーカーに製造させている事がほとんどです。
●例1:15.6インチのノートパソコンに入っていたAUO社製液晶パネル
AUOとは台湾系の企業で、液晶パネルを製造しているメーカーの中では比較的有名で、様々なメーカーのノートパソコンに採用されています。またAUOは液晶モニタのBenQグループです。
●例2:別の15.6インチのノートパソコンに入っていたLG社製液晶パネル
また、おなじ画面サイズのノートパソコンでも別の液晶メーカーが採用されている事があります。
LG製液晶パネル。LGは韓国系の企業でLGの液晶も良く見かけます。また、LGの液晶がiPhoneなどに使用されていることもありました。
今回は、15.6インチのノートパソコンを例に出しましたが、どの画面サイズ・PCをメーカーでも状況はほとんど同じです。
2-3年使用していると不具合が出ることも
では、実際にパソコンの液晶修理で寿命と見られる修理をしている中で、2-3年ぐらい使用しているパソコンが、液晶の内部のバックライトが寿命を迎えたり、液晶の表示不良を起こしたりで液晶修理をご相談いただくのが多いように感じます。
※ノートパソコンの画面割れによる、パソコンの液晶修理は除きます。
実際の使用環境で寿命が短くなることも
しかし、実際の使用環境で寿命が長くなることも短くなることもあるかと思います。パソコンをカバンの中で圧迫したり、落としたり、使用中に振動を与えたりすると寿命を短くさせることもあります。十分取扱いにはご注意下さい。
パソコン液晶にトラブルが起きたら
パソコンの液晶割れた画面の表示不良など、パソコン修理はおまかせ下さい。