先日、秋葉原店の店頭にてお申込み頂いた、富士通のLifebook AH77/M(FMVA77MB)のパソコン修理を行いました。当店に来る前に他店でマザーボードと診断され修理できずに当店にお持ち頂きました。
電源が入らないAH77/M
電源が入らないため、パソコン修理をする必要があります。故障箇所の切り分けの為に、診断を行います。
ACアダプター自体は電気が来ている為、パソコン側の故障が考えられます。
お客様自身で、一度他店へ相談された際に、マザーボードが壊れていると診断されたとのことですが、そのお店では、マザーボード故障が原因のパソコン修理は出来ないとのことで、パソコン修理せずに診断だけで持ち帰られ、秋葉原のイーハンズへご相談にいらっしゃいました。
パソコン修理の為に分解
実際にパソコンを分解して修理箇所を特定します。
マザーボードが見える状態まで分解した所、DCジャック部分にショートして焼けてしまった箇所がありました。
このDCジャックから電気が入ってきてすぐの所がショートしてしまっているため、ACアダプターから通電しない状態でした。しかし、ACを繋がずバッテリーだけでも、電源が入らない為、他の箇所も壊れている可能性があります。
マザーボードの補修
まずは焼けてしまっているこの箇所を補修する必要があります。作業をしやすくするため、マザーボードを取り出します。
マザーボードの取り出しました。コゲてしまっている箇所をの部品の除去とクリーニングを行います。
コゲた箇所のクリーニングが済んだら、コゲたチップ部品の代わりに新しいチップを取り付けます。
この状態で試しに通電してみましたが、正しく電気が通っていませんでした。
更に調査を進めた所、バッテリーとAC電源の電源回路上のチップに不具合が起きている状態でした。
この小さな電源チップ一つが不良の為、バッテリーからもACからも電気が通電しなく電源が入らない状態で、おそらくDCジャック付近のチップが焼けた際に、連鎖故障でこのチップも壊れてしまったもと考えられます。
この電源回路上のチップも交換します。
非常に小さなチップの為、他の部品を傷つけたりしないように注意して外します。
一円玉と比べてみると、小ささが分かるかと思います。この小さな部品が壊れるだけでパソコン全体の電源が入らなくなってしまいます。
この壊れたチップを交換したら、パソコンを組み立てれば修理完了です。
補修でパソコン修理完了
今回は、マザーボードの補修でパソコン修理完了致しました。パソコンを元通り組み立てたら、規定の動作確認を行い修理完了です。
ACアダプターやバッテリーでも起動することが出来るようになり、充電ランプも点灯する用になり」、パソコン修理が完了しました。
AH77/Mのパソコン修理なら
AH77/Mの電源がはいらないなどのパソコン修理は、秋葉原のイーハンズへおまかせください。