三度の飯よりマザーボード修理」が好き、社内のあだ名は「マザボ男」や「マザボさん」。生まれ変わったら某社のマザーボードになりたいという夢を持つ社内1の「GPU交換」から「回路補修」、「基板修理」ならお任せのスーパーマン。
BIOSが出ない!?
biosが出ないとお持ち込みでご相談いただいた、Lenovo X1 Yoga(20FR-CT01WW)です。
BIOSが出ないと一言で言っても、人によって異なる症状を推測してしまう為、確認をしたところ、「電源を入れても場面が真っ暗」で表示が何も出ない、またF2をおしても「BIOS設定画面やメーカーロゴも出ない」という状態でした。
ちなみに電源ボタンを押すと、ボタンは光る・ファンは動く状態です。
しかし、外部も内部液晶も真っ暗の上、立ち上がっておらず、SSDも読み込んでいません。
故障の原因
故障の原因や思い当たる点はないか、ご使用者様に確認をしたところ、故障する前日の夜、OSのアップデートか、メーカーのアップデートか何かが作動していたが、そのまま閉じてしまった(スリープ)。
翌日になると故障していたとの事です。
お客様自身でなんでも電源を入れなおしたり、放電やなど試みたがいずれも改善されずとの事です。
BIOSが飛んだ!?
可能性の一つとして、BIOS更新関連のアップデートだった場合に、BIOS更新に失敗(BIOSが飛んだ状態)だと、このような症状が起きることがあります。
X1 Yogaを分解・BIOS書換
BIOSを飛ばしてしまい、この不具合が出てしまった場合は、パソコンの操作や設定ではBIOSを書き換えできません。簡単な作業ではなく分解を伴います。
パソコンを分解しマザーボード上についているBIOSチップを剥がし、チップ内のデータを解析・BIOSデータの復旧が必要になります。
分解してマザーボードの取り外し
早速、マザーボードを取り外しBIOSチップを剥がすため、パソコンを分解します。
X1yogaを裏面から分解していきます。
マザーボードを外しBIOSチップを外してBIOSを復旧しています。
BIOSデータ復旧で修理完了
BIOSデータ復旧を行いパソコンが起動することができました。
BIOSが飛んだ、起動しないなどはマザーボード修理になります。お気軽にご相談ください。