ブルースクリーンとは
パソコンは何らかのシステムエラーが発生すると青い画面に英語の文字(ブルースクリーン)が現れ、正常に使えない状態となります。
この青い背景の英語の文字が表示される画面は主に「ブルースクリーン」や「ブルーバック画面」などと呼ばれます。
ブルースクリーン上にはエラー番号の記載が
この画面にはエラーコードの記載があり、そのエラーコードを確認することにより何の原因でシステムエラーが発生しているのかを判断することが出来ます。
一瞬しかブルースクリーンが表示されないことも
ところが、一瞬ブルースクリーンが発生し、エラーコードを確認する前に再起動してしまうという事も少なくありません。
これはパソコン製造時の設定により、システム障害が発生すると自動的に再起動するという設定になっているからです。
万が一に備え、設定変更を
そのままの状態で使い続けると万が一エラーが発生し、ブルースクリーンになった時にエラーコードも確認できずに再起動を繰り返してしまい、どこにエラーがあるのか分からないままとなってしまいます。
そうならない為にも、自動的に再起動をする設定になっている場合は早めに設定を解除しておきましょう。
システムエラー時に再起動しない設定方法
設定の解除はコントロールパネルより行います。※下記説明はWindows7です。
コントロールパネル>システムとセキュリティ>システム>システムの詳細設定 の順でクリックしていきます。
システムのプロパティという画面が開いたら「起動と回復」の枠にある「設定」をクリックします。
「起動と回復」の画面が開いたら「システムエラー」の項目を確認してください。
この画面で「自動的に再起動する」にチェックが入っていたらチェックを外します。
ここにチェックが入っているとブルースクリーンが発生してもエラーコードを確認する前にパソコンは再起動してしまいます。
故障したパソコンを修理に出す場合でもこの設定が解除されており、ブルースクリーンのエラーコードがしっかりと確認できる事により原因の特定のスピードが格段と早くなります。
早く原因特定が出来れば場合によってはパソコン修理の費用を安く抑えることが出来るかもしれません。
万が一のシステムエラーに備えて、この設定を確認しておくことをお勧め致します。
また、パソコンが再起動を繰り返して起動しない。ブルースクリーンでパソコンが立ち上がらないなどの症状はお気軽にお問合せください。