CF-MX3の音量ボタン故障
秋葉原店へ音量ボタン故障で持込修理頂いたPanasonic Lets note CF-MX3(CF-MX3SEGJR)のノートパソコンです。
音量ボタンの「+(音量を上げる)」のスイッチが押され続けた状態になっており、キーボードなどの操作ができないという不具合症状です。
メーカーでマザボ交換と初期化!?
お客様にてご自身でメーカーに診断に出されたとのことです。
診断結果は、前面スイッチの音量ボタン部の内部センサーの故障、スイッチセンサーがマザーボードに付いているため、マザーボード交換が必要とのことでした。
さらにマザーボード交換に伴い、OSとデータの初期化が必要とのことでした。
スイッチ除去(無効化)のご希望
お客様とご相談した結果、ご予算的にもマザーボード交換はしたくなく、さらに初期化は難しいとのことで、今回は 前面のスイッチを物理的に無効にできれば良いとのことですので、そのようなパソコン修理を行います。
実際に、音量調整はキーボードのショートカットキーや、設定からでも変更はできます。前面スイッチの音量が使えなくなっても、他にも方法はあります。
なお、 ソフトウェア上無効化の制御をしても、前面ボタン以外のすべての音量調整も無効になる可能性や、今後の更新などで再発するリスクもあるため、物理的に使えなくします。
スイッチの除去作業(無効化)
内部のスイッチ部分を無効にするため、パソコンを分解します。
パソコンのを分解したら、内部のスイッチが見えます。
確かにマザーボードに·スイッチが付いております。
無理やり剥がしたりすると、永久的に押し続けられてしまう可能性があるため、内部スイッチを完全にきれいに除去します。また、基盤を傷つけたりしても誤反応する可能性があります。
スイッチの取り外しができました。念のために「-」側も除去させていただきました。(お客様希望)
スイッチ交換もできます
今回は修理時間やご予算など様々な事情から、除去となりましたが、スイッチの交換も可能です。
スイッチを新しい物へ交換すれば、またスイッチを使うことができます。交換用のスイッチも多種用意がありますのでご相談ください。
持込修理でも宅配でもなんでも対応いたします
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