入手できない部品も世界中を駆け巡り、工場やメーカに直接交渉に乗り込んでしまう仕入担当のTaka。バックパッカー経験を生かした語学力で入手困難と言われてきた部品を数々仕入可能にしてきた。
【入手困難!?】mouseのDCジャック修理
入手が困難と言われている、マウスコンピュータのDCジャック修理を行いました。型番は「MB-I765W1H16K」です。
mouse用のDCジャックは入手が難しく、mouse用DCジャックの販売を行っているところはなく、修理をお断りするお店が多いようです。
DCジャックの内部ピンが折れた、充電もできず、電源も入らないとご相談をいただきました。
DCジャックが折れた!
折れたDCジャックがACアダプタの先端に入り込んでおります。このピンも除去してあげる必要があります。
マウスコンピュータのDCジャック交換
早速、折れたDCジャックを新しいものへ交換してあげます。
マウスコンピュータパソコンの分解
このMB-I765W1H16Kは、パソコンの裏面から分解していきます。
パソコン裏面のケースを外すとマザーボードが露出します。
このマザーボードを外します。
マザーボードの取り外しが完了したら、マザーボードに付いているDCジャックの状態を確認します。
このタイプのマウスコンピュータのDCジャックは、基板に直接DCジャックを付いていることが多く、このように中心のピンが折れてしまうトラブルが稀にあります。物理的に折れているたため、補修では耐久性的に難があります。
今回は、DCジャックをマザーボードからはがし取り、新しいものへ交換してあげます。
マザーボードからDCジャックの取り外し・交換
基板に直についてしまっているDCジャックをうまく取り外して上げます。無理やり剥がしてしまうと、マザーボードを損傷するため慎重かつ正しい手順で行います。
DCジャックが外せたら、基板の接点を一度洗浄します。
そして、DCジャックを新しいものへ交換します。
新しいDCジャックを取り付けたら、最後にハンダ付けを行えば、DCジャック交換が完了です。
無事に電源も入るようになり、充電・通電もされる様になりました。
MB-I765W1H16KのDCジャック修理 *追記
先日、秋葉原店でもMB-I765W1H16KのDCジャック修理を行いました。
こちらは、ピン自体は折れておらずDCジャックに残っておりましたが、基板側でDCジャックに亀裂が入っておりました。
赤い部分に亀裂が入っており、物理的に通電しない状態でした。
ハンダで補修もできますが、耐久性に不安があるためDCジャックを交換して対応致しました。
関連ページ:DCジャック修理
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