「デジタル遺品」という言葉をご存知でしょうか?
近年、自分が亡くなった時のことを考え、生きているうちに死後に関係することをやっておく「終活」という言葉を耳にする機会が増えてきたように感じます。
実際に私の祖母も自分でフォトショップを使い修正した写真を遺影として使ってくれと遺言を残しましたが、それも終活のひとつといえるでしょう。
この「終活」という言葉に乗じて、新たに「デジタル遺品」という言葉も耳にするようになってきました。
テレビでも特集を組まれたりと、誰もが持っているパソコンゆえに遺品として残った場合にどう扱うかというところに焦点をあわせた番組を目にすることも増えてきたように思えます。
「デジタル遺品」とは、主に亡くなった方が所有していたパソコンなどのデジタル製品ことをいい、亡くなる前に使い方などを家族に伝えていれば良いですが、実際にはパスワードがかかっていてどんなデータが入っているのか分からないという状態で残されることがほとんどです。
メディアによってはこのような残されたデータなどのことを「故人情報」などと名付けているところもあります。
このような故人情報を含んだデジタル遺品をそのまま捨ててしまうのは不安、どんなデータが入っているのか見てみたいという要望も増え、イーハンズでもデジタル遺品を整理するお手伝いをさせていただくことがあります。
まず、どんなデータが入っているのかを知りたいという方にはハードディスクのデータ取り出しをお勧め致します。
データの取り出し方法
パソコン本体からハードディスクを抜き出し、USB外付けハードディスクとして使えるようにしてお返し致します。
※写真は解説のためにハードディスクむき出しですが、納品時には市販のUSB外付けハードディスク同様にしっかりとしたケースに入れてあります。
これで普段お使いのパソコンでデジタル遺品に残された故人情報を見ることが可能となります。
パスワードがかかっているパソコンが残されていてもセキュリティを解除しますので、他のどのパソコンでも閲覧可能となります。
この作業により取得できた故人情報を遺産として保管するという方もいれば、必要の無い情報のため処分したいという方もいらっしゃいます。
処分したい方にはハードディスクのデータ完全消去後、物理破損という形で処分のお手伝いを致します。
専用のデータ抹消ソフトにてデータを完全に抹消し、物理破損することにより完全にデータにはアクセスできなくなります。
これでデジタル遺品に残された故人情報は誰にも見られることなく処分することが可能です。
もちろん、データだけではなくパソコン本体の処分もイーハンズでお引き受けいたします。
遺品の整理を専門としている業者でもこのようなサービスを行っているところはありますが、デジタル遺品については知識が無かったり、他のサービスと同時に利用するために割高になってしまうことがほとんどかと思います。
その点、イーハンズではパソコン修理のノウハウを生かした専門的な作業を行いますので、安価で対応可能です。
デジタル遺品や故人情報の処分にお困りの際はパソコン修理イーハンズへご相談ください。