DELL Studio XPS 8100の電源コードを繋ぐと背面の通電ランプは光るが電源が入らないというご相談を頂きました。
電源コードを繋ぐと確かにランプが光っています。
この通電ランプすら光らない状態となれば、真っ先に電源ユニットの故障を疑いますが、この場合は通電しているようなので、電源ユニットが故障しているのか、マザーボードが故障しているのかを判断しなければなりません。
まずは電源ユニットの故障を疑い、検査を行っていきます。
側面の本体カバーを外し、検査用の正常な電源ユニットを接続してみます。
この状態で電源を入れるとマザーボード上の通電ランプが点灯し、パソコンが起動しました。
今回はマザーボードの故障ではなく、電源ユニット故障のようでした。
この段階で起動しなければマザーボードの故障を疑い、マザーボードの検査へと進めていきます。
電源ユニット故障と判断しましたので、さっそく電源ユニットの取り外しにかかります。
背面にある4本のネジと本体ケース内のストッパーで固定されているので、ネジとストッパー、配線をすべて外して取り出します。
交換用の電源ユニットを入れ、ネジで固定、元のようにケーブル類を接続していきます。
サイドカバーを取り付ければ電源ユニット交換の作業は完了となります。
DELLのデスクトップやタワーパソコンの電源ユニットはDELL独自の取り付け金具などを使用している機種もありますが、今回修理したStudio XPS 8100はとくに独自設計は行われていませんでした。
サイズが合えば汎用の電源ユニットで出力アップすることも出来そうです。
今回は修理のため、純正品との交換を行いました。
イーハンズはデスクトップやタワー型パソコンの電源ユニット交換、出力パワーアップ等も行っております。
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