p7-1040jp(HP Pavilion Desktop PC)
HP Pavilion Desktop PC p7-1040jp の電源ユニット交換修理を行いました。
電源ボタンを押しても電源が入らない症状
電源ボタンを押しても、パソコンの電源が入らない症状でp7-1040jpをお持込み頂きました。
電源ケーブルを接続すると電源ユニットについている通電ランプが光っておらず、確かに電源が入らない状態でした。
p7-1040jpの分解作業
確認のためにまずはp7-1040jpを分解して電源ユニットを取り外します。
故障箇所特定
故障していると思われる電源ユニットを取り外すと電源ユニットの吸気口にびっしりとホコリが付着していました。
これが原因で、電源ユニットを冷却しきれずに故障したものと思われます。
電源ユニットの交換と性能改善
検査用の電源と交換したところ、電源が入るようになりましたので電源ユニット故障と判断して部品交換へと進めていきます。
今回の故障は適切なエアーフローが確保できないことにより故障したと考えられますので、大口径の吸気ファンを搭載した電源ユニットを選択させて頂きました。
このように交換部品をスペックアップすることにより同じような原因による故障の再発を防ぐ目的があります。
もちろん、純正部品でも修理は可能ですが、修理費用や修理スピードはほとんど変わりませんので、お客様と相談した上でスペックアップした部品との交換を行います。
p7-1040jpの修理完了
コネクタ類を接続し、組み立て、電源を入れてみると無事に起動しました。
何度か電源のON/OFFテストを行い、高負荷テストなどを経て問題が無いことを確認してから修理完了となります。
今回は電源ユニットの故障のみでしたが、エアーフローが悪いパソコンはCPUやグラフィックチップ等、発熱量の多いパーツを損傷する恐れがあります。
適切なエアーフローを確保するためにはこまめにパソコンの内部清掃を行う事が大切です。
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