液タブの画面が映らない
液タブ(CintiqCompanion2)の画面が映らない、真っ暗という症状の液タブ修理を行いました。
専用のペンをつかって絵をかいたり、OSが入っているのでパソコンとしても使える優れものです。
仕組みはパソコンと同じ為、パソコン修理と同じように修理が可能です。
液タブの画面は真っ暗ですが、外部もにはへは出力できます。
液タブを分解
原因を特定するため液タブを分解します。
液タブを分解し、まず内蔵液晶を交換してみましたが、症状は変わりませんでした。また液晶ケーブルにも問題はありません。
さらにより深いところを診断したところ、マザーボード基板上の映像処理関連のICチップの故障であることが判明しました。
このICは、マザーボード上に直接くっついているタイプ(BGA)の為、メモリやHDDのよぅに簡単に部品を交換することはできません。
専用のBGA修理機にて、チップの取り外しと交換を行います。
故障ICの取り外しができました。
チップを新しいものへ交換すれば、映像処理が働くようになり内蔵液晶の表示ができるようになりました。
今回のようなマザーボード修理は、ノートパソコンだけではなく、一部の液タブ( CintiqCompanion2 など)でも対応しております。