入手できない部品も世界中を駆け巡り、工場やメーカに直接交渉に乗り込んでしまう仕入担当のTaka。バックパッカー経験を生かした語学力で入手困難と言われてきた部品を数々仕入可能にしてきた。
液タブ修理も行っているイーハンズです。
先日、Wacom製 液タブ(DTH-W1300)の「充電ができない」症状のDCジャック修理を行いました。
Cintiq Companion「充電できない」
液タブが充電できないとご相談いただいた液タブ修理です。
いつの間にか、充電されなくなっておりバッテリーでしか起動できないようになっていた。バッテリーが切れてからは「電源が入らない」状態になってしまったwacomの液タブ(液晶タブレット)のCintiq Companion DTH-W1300です。
どこにも液タブ修理のお店がなく、お困りになっていたとのことです。
充電部(DCジャック)の不良
以前より充電に問題があり、充電するときとしない時があったとのことです。
手で押さえると充電(接触不良)
Cintiq Companionの充電アダプターの部分を手で押さえると充電できることが判明しました。
しかし、手を離すと充電が切れるため、充電部(DCジャック)かアダプターのどちらかに問題があると考えられます。
充電アダプターを確認
過去にもよく店頭に「充電できない」「電源が入らない」と液タブ修理のご相談いただいていますが、かなりの頻度で「ACアダプター」の故障だったことがあります。
アダプタ先端を確認
ACアダプターに問題がある場合、アダプタ先端に曲がりがあることがあります。
今回のACアダプタにゆがみや曲がりはなく、出力も正しい電気が来ておりました。
DCジャック故障
今回の液タブ修理は本体のDCジャック(充電の差込口)の故障が原因でした。
DCジャックが故障しているため、液タブを分解して基板からDCジャックを交換する必要があります。
幸い当店では、このwacom液タブのDCジャックはストックがありますので、さっそく交換をします。
液タブの分解
次ページでは、液タブを分解して「DCジャック」を交換します。
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