FRONTIERのNZシリーズノートパソコンで起動するとビープ音が鳴って突然電源が落ちてしまうというパソコン修理のご依頼を頂きました。
パソコンは正常に動いており、CPUファンも回っているのでお客様自身では原因は分からないし、不具合が起きるような使い方をした覚えも無いとのことでした。
店頭で確認した際にも確かにパソコン起動した後にビープ音が鳴るという症状が発生しました。
CPUファンが回り続けている
パソコンは起動しているので一見しただけではどこに問題があるのか分かりにくいですが、起動時から一度も止まることなくCPUファンが回り続けているとう点に着目しました。
ビープ音からもCPUファンに異常がありそうだという判断でCPUファン交換修理をしてみることにしました。
CPUファンとヒートシンクを取り外してみるとCPUからの発熱を伝導させるための放熱グリスも完全に乾いて固まっている状態となっていました。
CPUファンは回転はするけれども回転速度が低下し、十分な放熱能力を得られていなかったようです。
CPUファンを交換して温度を検査
CPUファンを交換したところビープ音も鳴らなくなり、突然電源が落ちるということもなくなりました。
温度モニターをチェックしながらCPUに負荷をかけ、温度が安定していることを確認します。
同じような不具合が発生せず、CPUの温度も正常であることを確認したら修理完了となります。お客様自身では原因が分からなかった故障も一発で見抜き、修理をすることができました。
ビープ音が鳴る場合はどこかに不具合が発生していることをパソコンが知らせてくれています。
どこが故障しているのか特定できない場合でも、秋葉原のパソコン修理のイーハンズへご相談ください。
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