パソコン画面が真っ暗・起動しない
「パソコン画面が真っ暗・表示しない」と持込修理でご相談頂いたNECのLE150/M2Wのパソコン修理になります。
故障する直前に、BIOSアップデートの更新を行い、更新中にパソコンが固ったと思い強制終了(電源長押し)をしたらパソコンが壊れたとのことです。
電源スイッチを押しても画面が真っ暗のままですが、通電ランプは光っております。
電源ボタンを押して通電ランプは光るものの、どんなにまっても一向に画面には何も表示されず、パソコンが起動しているようには見えません。
BIOS更新に失敗
直前にBIOS更新作業中に強制終了したことから、BIOSデータが飛んでしまっている可能性が高いと思われます。
この場合はBIOSデータを強制的に正しいものへ修正してあげる必要があります。
BIOS更新失敗は分解、基板補修でPC修理
BIOS更新に失敗し、BIOSデータを正しいものへ修正する場合は、起動しなくなったパソコン上からは操作ができない為、分解してマザーボード基板上に付いているBIOSチップを基板から剥がし、専用の書き込み機械で、強制的にデータを修正するような、PC修理の作業になります。
特にノートパソコンのBIOSチップは、デスクトップPCとは異なり、BIOSチップをマザーボードから簡単に取りはずしができないようになってしまっております。
BIOSチップの確認のためにパソコンを分解します。
マザーボードまで取り外したら、BIOSチップを基板から剥がします。
このBIOSチップを剥がしたら、専用の装置で正しいBIOSデータに修正してあげます。
専用の書き込み機にセットしたら、手作業でBIOSデータを修正します。
データの修正には、データの破損状況にもよりますが、場合によっては、数日ほど解析にかかることもあります。
見た目はかなり地味な作業ですが、根気のいる作業です 笑。
BIOSデータの解析と修正が完了したら、BIOSチップを元通りに基板につけ直し、パソコンも元通りに組み立てます。
無事に起動すればパソコン修理が完了です。
修理費用や日数などお気軽にお問い合わせください。宅配便・持ち込みどちらでも全国対応いたします。