HDMIが認識しない
HDMIコネクタに外部ディスプレイをつなげても認識しない症状の東芝dynabookのSatellite A50 226Y/HD(正式型番:PSA502BYE6R6G)のパソコン修理を行いました。
パソコンは東芝のdynabookのSatellite A50シリーズで、HDMI端子が付いているモデルです。
内臓の液晶には表示がされているため、ソフトウェア上や液晶には問題がなさそうです。
HDMIのジャック(差込口)自体が故障している可能性があります。
HDMIが認識しなくなった原因の特定
HDMIコネクタを挿しても認識せず、出力しなくなった原因はお客様にて心当たりがありませんでしたので、まずはHDMIが認識しない原因を探るために専用の計測装置にてパソコン本体(マザーボード)と通信が出来ているかを測定します。
測定したところ、まったく通電していなく、パソコンとも通信もしていない状態でした。
その為、物理的に剥がれ落ちているか、ショートしている可能性があります。
分解してHDMIジャックの不具合を調査
実際にパソコン本体を分解し、マザーボード上についているHDMIジャックを確認してみます。
パソコンを分解しHDMIジャック周辺を確認してみたところ、HDMIの内部回路がショートしていることが原因でした。
故障原因の推測
推測ですが、壊れた原因としてHDMIをずれた状態で使用したり、端子やジャック部分にゴミが混入してショートしてしまったなどが考えられます。
HDMIジャックの修理は基板交換!?
HDMIジャックがマザーボードに直接付いているため、メーカー修理ではおそらくマザーボード交換になり、非常に高額な修理費用になってしまうかもしれません。基本的にパソコンメーカーの修理では、ピンポイントに故障個所を補修したりすることは行わず基板交換になってしまいます。
当店では基板・HDMIジャック自体を修理できます
当店では、修理費用をできるかぎり安く抑えるために故障個所をピンポイントで補修いたします。
早速、ショートしている数箇所のチップ部品を、はがして新しいチップ部品に交換します。
交換する新しいチップ部品は1mmにも満たない「ゴマ粒」よりも小さなチップ部品のため、息を吐くだけでも飛んでいってしまいます。
この1mmにも見たい小さなチップ部品を交換する順番や種類をとり間違えないように、慎重に交換する必要があります。
写真で見てお分かりのとおり、非常に小さなチップのため、手では掴めません。少しずれるだけでも電気の流れが変わってしまうため経験と技術が求められる非常に難しい作業です。
専用の工具と装置を駆使しマザーボード修理いたします。
パソコン修理なら
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