記事監修者紹介
パソコン修理の技術指導員Yoshi。パソコン修理からデータ復旧まで何でもこなし、20年前のWinXP全盛期からPCの修理やカスタマイズを行っている。
パソコン修理イーハンズです。過ごしにくかった猛暑も終わり、だんだんと涼しくなってきました。
真夏の暑い季節に、保冷剤で冷やして壊れたパソコンをいくつか修理しました。
保冷剤でPCが故障
パソコンが熱をすごい持つため、熱暴走で電源が落ちるためパソコンを「キンキンに凍らせた、保冷剤」で思いっきり冷やして使っていたら、パソコンが壊れたという症状のパソコン修理しました。
充電ができない
保冷剤でパソコンが故障して「充電ができない」パソコンの一例を紹介させていただきます。
パソコンの起動と使用は問題なくできるのですが、パソコンの充電ができない状態でした。
パソコンを分解してみると基板の一部がショートして溶けている状態でした。ショートしている個所を交換することで改善されました。
保冷剤の結露か水滴が原因
今回の故障原因ですが、保冷剤を使用し始めた直後から「充電ができない」症状が現れたとのことです。
おそらく、保冷剤で急激に冷やしたことによる温度変化で内部に「結露」や「水滴」が発生しショートさせたものと推測されます。
保冷剤は「ダメ」
本来、パソコンには冷却用のファン(扇風機のようなもの)が組み込まれており、パソコンが熱を持ってくると自動的にファンで冷却するように設計されています(ファンレスを除く)
本来は内蔵ファンで冷却できるはずですので、保冷剤は使用しないでも使えるようになっております。
電源が落ちるような症状や、熱を持つと遅くなる症状は、「パソコン修理」のサインです。
保冷剤などで無理やり使い続けて悪化させたりしないよう、お早めにご相談ください。