レッツノートの電源ボタン修理
Panasonic レッツノートのセパレート2in1パソコン「CF-XZ6」の電源ボタン修理を行いました。
ノートパソコンにもタブレットにもなる、セパレートパソコン(2 in 1)タイプのレッツノートです。
電源ボタンをペン先で押しては「X」
元々、電源ボタンがPCの横にあり「ボタンが小さく押しにくい」為、ペンで押していたのか、電源ボタンの周りにペンで押していたような跡が見受けられます。
このレッツノートXZ6は、ボールペンで電源を押す人が少なくありません。電源ボタンをペン先で押して使い続けると、内部の電源ボタンが剥がれてしまい、電源ボタンが故障、電源が入らない症状がでます。
レッツノートの分解とボタン補修
電源ボタン修理の為に、レッツノートを画面側から分解します。
キーボードと本体のドッキング部分にネジがあります。
さらに、上部フタの内部にもネジが隠れています。
これらのネジを外し、画面が割れないように慎重にカバーを外します。
背面カバーが外れたら、内蔵バッテリを外します。
なお、電源ボタンには異常が内容に見えますが、裏側の為、マザーボードも外します。
マザーボードを外して裏側を確認したら、内部の電源ボタンが剥がれておりました。
おそらく硬いペン先で何度も強く押し続けたことにより、剥がれてしまったのかと思います。
剥がれたスイッチは接点が弱っている上、耐久性にも不安がありますので、新しい物へ交換してあげます。
新しい電源ボタンを取り付けました。さらにまた剥がれないように強化してあげます。(強化してもペン先で押すのは危険です)
電源ボタンを交換したら、元通りに組み立てなおせば、レッツノートのパソコン電源ボタン修理が完了です。
電源ボタンを「手」で優しくおして起動確認ができれば修理完了です。レッツノートのパソコン電源ボタン修理もお気軽にご相談ください。