MSI GX660R DCジャック交換
MSI GX660RのDCジャック交換を行いました。ACアダプターを接続しても、充電ランプや通電ランプなども店頭せず、通電しない状態です。
バッテリーからは起動が出来るが、バッテリーが切れてしまい現在では電源が入らない状態となっております。
試しにACアダプターから、パソコン本体にどのくらいの電気が流れているか計測してみます。
全く電気が流れていない状態でした。
DCジャックの故障
また、ACアダプターを別の物に変えてももちろん動きませんので、DCジャック修理の可能性が濃厚となってきました。
このGX660Rは、マザーボード基板上に直接DCジャックがはんだ付けされているタイプの為、マザーボードを取り出してDCジャックのみを交換する必要があります。
GX660Rの分解
マザーボードを取り出す為、GX660Rを分解します。
まずは裏面のアクセスベイ(フタ)を取り外します。
フタを開けたらファンやグラボ、HDDなどのパーツを取り外します。
次に表側のキーボードやキーボードベゼルなどを外して分解していきます。
GX660RのDCジャック交換
マザーボードの取り外しが完了したら、マザーボード上のDCジャックの状態を確認します。
DCジャックを近くでみてみると、DCジャックの中心のピンの接点が折れている状態でした。
この部分が折れているため、通電しない状態だったようです。
DCジャックの抜出
基板に直接DCジャックがついているため、基板からDCジャックを抜出する必要があります。専用の工具で抜出します。
DCジャックが外せました。取り外し面を綺麗に清掃して、新しいDCジャックへ交換をします。
DCジャック交換が完了すれば修理完了です。
DCジャックを交換したことにより、通電、充電もできるようになりました。
通電が出来るようになりましたので、電源も入るようになりました。
後は検査を行い修理完了です。DCジャック交換でパソコン修理完了です。
関連ページ:DCジャック修理