DCジャック故障でパソコンが起動しない
NEC ノートパソコン BL350/BW6R(PC-BL350BW6R)のDCジャック修理を行いました。
DCジャックが陥没してしまい、ACアダプターをさすことができないためにパソコンが起動しないという状態でした。
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マザーボードまで分解が必要
DCジャックの状態を確認するためにマザーボードまで分解していきます。
DCジャック損傷ではなく、ケースの問題
DCジャックを確認したところ、DCジャック部品を囲っているプラスチックパーツが破損し、内部に陥没した状態になっていました。
格安で修理するために部分補修
DCジャック自体が悪いのではなく、パソコンのケース側の問題のようでした。
このケースを交換した場合、パソコンの下のプラスティック部分全部交換になってしまうため、お値段が高くなってしまいます。
今回はお客様のご予算の関係で、ケース交換はせずケースの部分補修をすることになりました。
DCジャック周りをパテで造形
このような場合は崩壊してしまったプラスチックパーツと同じように固定できるようにパテで造形しながら固めていきます。
しっかりとパテで補修、固定したら本体を組み立てて、ぐらつき等が起きていないかを確認していきます。
DCジャックが通電するようになり修理完了
これで無事にDCジャックに電気が通るようになり、ACアダプターを接続すると電源が入るようになりました。
DCジャック部品は壊れていなかった為、簡易的な補修で直り、修理代金も安く、修理期間も早く終わらせることが可能でした。
DCジャックに不具合を感じたらお早めに
DCジャックはマザーボードに直接半田付けされている場合と、今回のようにケーブルで接続されている場合の2種類があります。
どちらが使われているかは分解するまで分かりませんので、DCジャックのぐらつきを感じたら悪化する前に調べた方が良いかもしれません。
分解するため、修理専門店でないと調べられませんので、DCジャック不良でお困りの場合はイーハンズへご相談ください。
宅配と秋葉原のパソコン修理店舗でも対応が可能です。
関連ページ:DCジャック修理
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