No Bootable deviceで起動不可【原因と対処】

No bootable deviceの対処法

No bootable deviceの対処法は故障の原因によって対処法がことなります。

BIOSの設定が原因の場合

更新直後や、古いパソコンの場合、CMOSバッテリー切れによりBIOS情報がリセットされてしまい、Boot Mode(ブートモード)がおかしくなってしまっている可能性があります。

このモード設定は、簡単に説明するとデータのアクセス方法の設定になります。

厳密には若干異なりますが、通常だとWindwos8,8.1,10はUEFI、旧式のWin7はLegacyモードになっていることが多いです。

Bootモードの変更

このモード設定が本来と違うモードになると、データにアクセスできなくなり読み込まなくなることがあります。

特に、Windows7とWindwos8の切り替え時期ぐらいに販売されたパソコンはBIOSのリセットを行うとUEFIだったはずなのにLegacyに、またはその逆になることもあります。

このUEFI/Legacyのモードを正しいモードに切り替えてあげると解決することがあります。

※厳密には若干違いますが、下記のように設定し改善されるか確認します。

Windwos7 =Legacy(CSM)

Windows8以降=UEFI

東芝BIOS画面
東芝PCのBIOS画面

BIOSのメーカや時期によってモードの切り替え方は異なりますが、ほとんどの場合でBootモードという個所で選択ができます。

Windowsのシステムファイル損傷

上記のBootモードを変更しても改善されない場合 、Windowsのシステムファイル等が損傷か損失している可能性があります

メーカーPCの場合は、メーカーより提供されたリカバリディスクを使用するか、リカバリ領域よりリカバリを行います。

自作パソコンやBTOパソコンの場合は、Windwosのインストールディスクから新規でインストールします。

HDD/SSDの故障が原因

Windowsの初期化ができない、リカバリが失敗する場合、データやシステムを保存しているHDD(ハードディスク)やSSDの故障の可能性があります

HDD/SSD交換+初期化

ハードディスク交換とWindowsの初期化(リカバリ)が必要になります。

Inspiron1526ハードディスク取出し

ハードディスクを交換し初期化作業を行います。

メーカPCで、リカバリー領域も使えない状態の場合、リカバリーディスクを使用して作業を行っていきます。

リカバリーディスクがない場合、メーカより取り寄せてリカバリーを行います。
通常取り寄せ費用は1万~2万程度のようです。

Inspiron1526リカバリー

リカバリーディスクをブートしたら後は画面の指示に従って作業を進めていきます。

すべての作業を終えたら動作が正常に出来ているか、他の不具合が無いかを確認して修理完了となります。

No bootable deviceの修理なら

No bootable deviceの対処がご自身では難しい、わからないという方は当店でパソコン修理をさせていただきます。お気軽にご相談ください。

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