どうしても溜まってしまうホコリ

パソコンは構造上、内部にホコリが溜まってしまいやすくなっています。

パソコンは使用していると内部に熱が発生するため、内部に扇風機のような小型のファンを付け、外気をパソコン内部に取り込み冷却しています。その為、外気を取り込む際にホコリも一緒に吸ってしまい、ホコリが内部のファンや、基板上に溜まってきてしまいます。

ホコリが原因で不具合も・・・

たくさんのホコリを吸ってしまったパソコンを使い続けることにより、溜まってきたホコリが原因でパソコンの不具合を引き起こすこともあります。

例えば、冷却ファンにホコリが溜まることによりファンの回転を悪くしてしまう、絡まって動かなくしてしまう事によりパソコンの冷却ができず、パソコンの動作が遅くなる、突然電源が切れてしまうなどの不具合を引き起こします。

時には基板までコゲてしまうことも

また、時には基板に溜まったホコリが原因で、ショートしてしまい基板がコゲてしまうこともあります。その場合、電源が入らなくなるなど、深刻な障害が発生するリスクもあります。

少しでもホコリが溜まりにくくする対策

当店のパソコン修理をご利用頂いたお客様のうち、内部にホコリがたくさん溜まっているパソコンを所有していたお客様を対象に主なパソコンの使用環境を調査した所、下記のような環境で使用するとホコリがたまりやすい傾向があることがわかりました。

• ベッドや布団、毛布などの上
• 室内で猫や犬などのペットを買っている
• たばこを吸っている部屋（たばこの煙でホコリがパソコン内部に溜まりやすくなるようです）
• 工場や外出先などで使用する
• 絨毯やフロアマットなどの地面に直置き
• パソコンを設置している周辺をこまめに掃除していない

上記のような使用環境では、特に毛布や絨毯、マットに直置きなどを避けるだけでも、多少は溜まりにくくできるかもしれません。

一度パソコンの使用環境を見直してみてはいかがでしょうか。

また、エアスプレーなどを使って定期的に、通気口のホコリを飛す事で内部へのホコリの混入を減らすこともできます。

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