パソコン電源ボタンの陥没 直し方【DELL】

電源ボタンの陥没

「電源ボタンの陥没」と相談のDELL inspiron13の修理を行いました。

電源ボタンが陥没してしまい、電源が押せないため電源が入らないとのことでした。事前にご連絡を頂いていたので、パソコンを即日修理で対応をいたしました。

陥没した電源ボタン

実際に店頭へお持ちいただき確認したところ、確かに電源ボタンが陥没しております。

陥没電源ボタンの直し方

一見、電源ボタンの陥没を中から直してあげればいいように思います。
お客様からも、簡単に直るのでは？とご指摘をいただきましたが、この機種は中の「基板スイッチ」も一緒に折れてしまうか、取れてしまう性質を持っています。

陥没した電源ボタンを分解

その場合、単純に押し直すだけで意味がありません。実際に内部の状態を確認するため分解をしていきます。

パソコンを分解してみました。この電源ボタン基板の下に、スイッチカバーがめり込んでいます。

この電源ボタンのめり込みだけであれば、もちろんお客様のご指摘どおり、簡単な補修で直せます。

電源ボタンの剥がれ

しかし、問題はこのパソコンは電源ボタンが基板から剥がれてしまうことです・・・

ボタンが剥がれているため、新しい電源ボタンへ交換する必要があります。

電源ボタンを交換しました。
もともと弱い構造の為、これだけでは不安です。更に強化をしてあげます。

電源ボタン の後ろに、柔軟性のある絶縁体の樹脂で固定をしてあげます。
更に、電源ボタンのカバーも不安な為、強化してあげます。

全ての補修と電源の基板ボタン交換が終われば元通りに組みた立てて修理完了です。

電源ボタンの陥没も戻りました。

無事に電源ボタンの陥没修理が完了しました。ボタンが直っているので電源ももちろん入ります。

パソコンの他の箇所には問題がありませんでしたので、パソコン電源ボタン修理完了です。