東芝のノートパソコン dynabook T552/58HB PT55258HBMBのCPUファンを交換しました。
症状は電源を入れるととてもうるさい音がするとの事でした。
また、パソコン本体が熱くなる、またそのまま使い続けるとパソコンの電源が落ちることがあるとの事でした。
異音の発生源はCPUファンのようでしたので、CPUファン交換で修理を行うこととなりました。
さっそく、パソコンを分解し、故障しているCPUファンを取り出していきます。
ただ部品を交換するだけではないCPUファン交換修理
CPUファンを取り出したらCPUを冷やすための役割をしているヒートシンクも外します。
ヒートシンクとCPUの間には熱伝導の役割を果たすシリコングリスが塗られています。
このグリスが劣化することにより熱伝導がうまく出来なくなり、放熱を妨げることになってしまいますので一度綺麗に拭き取ります。
CPUファンはホコリが大敵ですので、パソコン内部に蓄積したホコリをエアーダスター等を使用して除去します。
シリコングリスも塗り直し、熱伝導率アップ
ホコリの除去を終えたら先ほどシリコングリスを拭き取ったCPUに新しいシリコングリスを塗り直します。
ヒートシンクを元に戻し、CPUファンは新品の部品と交換します。
パソコンを元の通りに組み立て、電源を入れたときに異音が無い事、CPUファンが正常に動作していること、負荷をかけてもCPUの熱を放熱できていること等の検査項目をチェックし、問題が無ければ修理完了となります。
CPUファンが回っていても故障していることも
CPUファンは回っていても異音がする、CPUファンは回っているのに本体が熱を持つというような症状がある場合はCPUファンの交換が必要となります。
そのまま使い続けるとパソコンが熱に耐え切れなくなった時に電源が落ち、起動しなくなる等の症状につながりますので早めに修理することをお薦め致します。
イーハンズでは部品の交換だけではなく、内部清掃やシリコングリスの塗り直しも同時に行います。
CPUファン交換修理は秋葉原と新宿のパソコン修理イーハンズへお任せください。
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