東芝のノートパソコンdynabook Qosmio T851/D8CR PT851D8CBFRのCPUファン交換を行いました。
新宿の店舗へパソコンの持込修理で依頼された件です。実際にパソコンを確認すると、CPUファンからガーガーというような異音が出ており、かなりうるさい状態でした。
CPUファンの異音がうるさい場合、内部の清掃等では直りませんので、CPUファン交換での修理対応となります。
通気口にホコリが溜まっていたら要注意
本体裏面を見てみるとCPUファンが設置されている場所にある通気口にはホコリが詰まっているようでした。
これではうまく通気できなかったり、CPUファンの回転を妨げたりするため、CPUファンが故障してしまいます。
本体を分解し、うるさい異音の発生源となっているCPUファンを取り出します。
放熱用のグリスも塗り直し
CPUファンと熱を発するCPUの間にはヒートシンクという熱を伝導させるための金属部品が付いており、さらに熱の伝導率を高めるためにCPUとヒートシンクの間にはシリコングリスが塗られています。
CPUファン交換の際には熱伝導率を高めるためにシリコングリスも新しいグリスに塗り直します。
CPUファンの部品交換が終わったらパソコンを組み立て、動作確認を行います。
動作確認は専用のツールを使って細かく
動作確認時にはCPUの温度を測定できるツールを使用し、高い負荷をかけた時でもしっかりとCPUファンが動作し、CPU温度が正常であるかどうか細かくチェックしていきます。
通気口からの排熱、CPUファン回転時の動作音なども異常が無いか確認し、異常が無ければ修理完了となります。
CPUファンからの異音を放置していると熱暴走によりパソコンが起動しなくなる等のトラブルに繋がるため、CPUファンからの異音がある場合は早めの修理をお勧めいたします。
パソコン修理のイーハンズでは秋葉原の各店舗で修理対応可能です。
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