USBコネクタが曲がっている(USBメモリ)
USBコネクタが曲がっている、東芝のUSBメモリ TNU-C008Gのデータ復旧したいというご依頼をいただきました。
USBコネクタ内部の断線
分解して基板を取り出して確認すると、確かにコネクタ部分は若干上に曲がっているようには見えますが折れている感じはありません。
しかし、パソコンに接続しても何の反応も無くデータが読み込めない状態です。
より詳しく検査を行ったところ、外見では少し歪んでいるように見えていたコネクタですが、下の写真の赤い先の部分が中で断線している状態でした。
配線・USBコネクタ補修で安価なデータ救出
読み込めない原因が分かったので、基板を傷つけないようにコネクタを丁寧に取り外します。
基板だけになったらデータ救出用の配線を行い、パソコンで読み込んでデータを救出していきます。
取得したデータは新しいUSBに入れてUSBデータ復旧完了となります。
USBメモリのデータ復旧なら
今回の「USBコネクタが曲がった」症状のUSBは、配線のみで作業可能なため、安価にデータを救出することができました。
当店のようなパソコン修理店ではなく、データ復旧を専門としているお店ではコネクタが折れているかどうかの判断ができないため、データチップからの直接解析作業となり、かなり高額になると思われます。
当店の場合はパソコンの基板修理で培ったノウハウがあるため、外見では分からない故障も見抜くことができます。
このような外見では分からない故障もUSBメモリでは良くあることです。USBメモリが認識しないなどの故障症状が発生した場合はイーハンズへご相談ください。
参考ページ:USBメモリ復旧
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