トランセンド製のUSBメモリが曲がってしまったとのことでUSBデータ救出を行いました。
完全に折れているわけではなく、曲がっているだけのように見えますが、指で押し戻してパソコンにつなげても一切認識しない状態でした。
まずは分解して状態を確認
外装を外して基板を確認してみますが、見た感じではコネクタが曲がっているだけに見えます。
ここまで分解したらテスターを使って電気の流れが正しいかどうかを確認してきます。
すると、コネクタの先端からは電気が流れていないことが判明しました。
どうやらコネクタ内で断線してしまっているようです。
コネクタを外してデータを救出
断線してしまっている場合はいくらパソコンに接続しても通信できませんので、断線しているコネクタは取り外して作業します。
データ救出専用の配線を行い、無事にデータを救出することに成功しました。
USBメモリが曲がった場合はパソコンには接続しない方がいい
今回は曲がっているだけのように見えるため、お客様はパソコンに接続したとのことでしたが、断線しているコネクタは電気の流れが不安定になっているため、基板上の回路がショートする危険があります。
このようにUSBが曲がった場合はパソコンには接続せずに、早めに当店へお持ちいただくことをお勧め致します。
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