小型で軽量なノートパソコンは持ち運びするのに最適で、近年とても人気があると思います。
タブレットも流行っている中、出先で仕事をするにはノートパソコンでないといけないという方も多いのかと思います。
特に薄型、軽量という特徴を持つUltrabookは人気上昇傾向にあるのではないでしょうか。
Ultrabookの中でも比較的価格が安い富士通のUHシリーズ UH75/K の人気が高まっているようです。
UHシリーズ UH75/K はFMVU75KRとFMVU75KBの2機種がり、末尾のRはレッド、Bはブラックを意味しており、本体カラーが異なります。
デザインの良さも魅力的な機種だと思います。
本日はこの人気機種 富士通FMVU75KRのバッテリー交換を行いました。
先日、DELL XPS12のバッテリー交換についても記載しましたが、XPS12と同様に小型化、軽量化、薄型化を実現するためにはその分、バッテリー容量も犠牲になるのは仕方ないことでしょう。
→ DELL XPS12のバッテリー交換の記事へ
DELL XPS12の時には画面にエラー表示がありバッテリーの消耗だと判断できましたが、今回の富士通FMVU75KRはエラー表示も無く、電源が入らないという症状でした。 例によってUltrabookに多いバッテリー内蔵型のパソコンのため、簡単に交換作業を行うことも出来ず、イーハンズへご相談頂きました。
では、早速バッテリー交換の作業です。
ボトムケースを外すとすぐにバッテリーとマザーボードやハードディスク等が見えます。
こうやって見てみると、本体のほぼ半分をバッテリーが占めています。 バッテリーのケーブル、ネジを外して、本体からバッテリーを取り出します。
これでさっさと交換して終わり!というように見えると思いますが、実はこの機種、ネジが外れてもバッテリーが抜け落ちないように本体としっかりと固定されてしまっているのです。
その固定をうまく外し、新品のバッテリーと入れ替えます。
逆の手順でまたバッテリーを固定し、ネジを締め、ボトムケースを戻したら作業完了です。
ACアダプターを接続しなくても電源が入るようになりました。
バッテリーは消耗品ですので、持ちが悪くなるのは宿命です。
バッテリーが持たないからとパソコンごと買い換えてしまうのも勿体無い話です。
バッテリー内蔵型の機種でもバッテリーの交換は可能ですので、最近バッテリーの持ちが悪いなと感じたらパソコン修理のご相談ください。
消耗品はしっかりと交換し、大切なパソコンに長生きしてもらいましょう!