USBメモリが折れてしまい、自分でハンダ付けをしようと思ったけれども出来なかったとご相談頂きました。
基板を確認するとUSBコネクタと基板を接続している4本の配線のうち、真ん中2本が剥げています。
両サイドは銀色の接点が残っていますが、真ん中2本は銀色の接点がありません。
これではハンダ付けしようとしても接点が無いため、出来ません。
新しい回路を作ってデータ救出
このような場合は基板上に新しい回路を作って、データ救出用のコネクタを接続して作業を行います。
非常に細かい作業のため、電子顕微鏡を使って丁寧、慎重に行っていきます。
新しい回路を作り、データ救出専用コネクタを接続しパソコンでデータを読み取ります。
無事にデータが救出できたら作業完了となります。
いじりすぎると成功率が下がる
ハンダ付けくらいなら・・・と考えて自分で作業される方もいらっしゃいますが、作業を誤ると基板がショートし、その後に当店へ依頼されても成功率が下がります。
データ救出に成功しても救出したデータ自体が破損しており、開けなくなることもあります。
心配な方は何もせず、USBメモリ折れた場合はすぐにご相談頂くことをお勧め致します。
参考ページ:USBメモリ復旧