USBメモリを自分で修理!?
USBメモリのコネクタが折れてしまい、お客様が自分でUSBメモリの修理をしようと思い、ハンダ付けを試みたものの余計に壊してしまったというUSBメモリのデータ救出を行いました。
自分で修理で重度障害
自分で修理に失敗したということで、ご相談時、「コネクタ部分は完全に破損しているため、
データチップを取り外してデータチップから読み出さなければならない「重度障害」の状態となっている」と仰っていました。
コネクタ部分を見るとハンダ付け作業も失敗して完全に焼けただれており、コネクタを再接続するのは不可能な状態となっておりました。
自分で修理で症状悪化も!
電子顕微鏡で拡大してみると破損状況が良くわかります。コネクタだけではなく、周辺回路のチップ部品も破損させてしまっております。
無理やり、ハンダでつなげようとして、基板も剥がしたり、周辺のチップ部品を損傷させ症状悪化させてしまった可能性があります。
また、ホコリのような毛もたくさん付着しており、USBメモリの状態としてはあまり良くありません。
データ復旧会社で重度は高額
データ復旧会社などに相談すると、このような状態ではデータチップからの読み出ししか手段がないため、
重度障害扱いとなり「数十万」単位のかなり高額な作業代金になるようです。
PC修理、基板補修の技術でデータ救出
PC修理や基板補修などマザーボードを修理する技術を生かしてこの焼き剥がれてしまった基板や回路を補修し、
データチップを外すことなくデータ救出を行うことが可能です。
USBメモリのデータチップから解析して、データ検出・救出のような作業になると非常に高額になりますが、
今回のようにデータチップから取得する方法ではないため、データ復旧専門店よりも格安でデータ救出ができました。
データ復旧専門店では「重度故障」と扱われる状態でも当店では「軽度~中度故障」の範囲で作業が可能です。
USBメモリを自分で修理するなら故障覚悟で
USBメモリのコネクタが折れてしまい、ご自身でハンダ付けをしようとして失敗したというご相談は数多く頂いています。USBメモリは基盤自体が小さく、コネクタ周辺にあるチップ部品も非常に小さいのでハンダゴテではなく専用の工具を使用しないと難しい修理となります。
自分でUSBメモリの修理をしようとして失敗し、あまりにひどく破損させてしまっている場合は「重度故障」になる場合もあります。
単に折れただけであれば「軽度~中度故障」でデータ救出ができる場合がほとんどです。当然、「軽度~中度故障」の状態の方が金額が安く、作業期間も短くなります。
自分で修理作業をして悪化させてしまう前にパソコン修理のイーハンズへご相談ください。