前ページで紹介した通り、USBの障害には「論理障害」と「物理障害」 があります。
論理障害の場合は、自分でも無料でデータ復元ができますのでお試しください。
論理障害のデータ復元方法
論理障害の場合は、データ復元作業が必要となります。
このデータ復元は、バラバラになったファイルやデータを再構築する作業で、非常に時間と手間のかかる作業です。
しかし、簡易的な復元であれば自動で「データを復元」してくれるデータ復元ソフトも存在します。
データ復元ソフト
データ復元ソフトには、様々な会社から多数の復元ソフトが出ております。
ご自身の用途に沿ったものを使用してみてください。
※当店では、データ復元は市販のものではなく業務用の設備を使用しております。下記のソフトを実際に試したり、動作を保証をするものではありません。
価格体も幅があり、低性能なら3000円台~高機能なものは数万円台までさまざまです。
~3000円の低価格復元ソフト
救出ファイル復元 2 ~誤って消したなど簡易的な復元なら。2000円以下
~8000円台の本格的復元ソフト
完全データ復元PRO15 ~ハードディスクや外部メディアなど、消えてしまったデータを強力・高速に復元
データ復元ソフトの使い方
データ復元ソフトはの使い方もソフトにより異なりますが、有料ソフトは使いやすさも重視しているため、ウィザード方式で使いやすく簡単になっているようです。詳細はソフトの説明書などをご確認願います。
物理障害の復元方法
USBの折れ・曲がりの復元
USBの折れ・USB曲がったなどの物理障害の場合は、折れた・曲がった部分を補修し、場合によっては基板上の回路も補修をし一時的に通信ができるように補修し、救出データを新しいUSBメモリへ救出します。
USBが認識しない(物理障害)の復元
USBが認識しない等の物理障害の場合は、USBメモリ基板上の不良個所を回路補修し、データにアクセスできたらデータを復元します。
USBの復元は自分でできる??【結論】
物理障害の「復元は自分でできる?」と、当ブログによくご質問いただきます。
論理障害なら「可能」
USBメモリ自体に故障がない「論理障害」なら、この記事で紹介したような復旧ソフトを使用することにより、自分でも復元が可能です。
費用に関しても、無料から高性能のソフトを使用しても2万以内で収まるかと思います。
物理障害の復元は「非現実」
物理障害にかんしては、ご自身で復元を行うのは、ほぼ「不可能」かと思われます。
復元に必要な技術と設備を持ち合わせる必要があり、
費用も、数万で済むものではありません。データチップ解析装置なども用意した場合、100万単位の設備投資が必要なため現実的ではないと思われます。
自分でできない時は復元業者へ
ご自身で復元できない時は、USB復旧のご依頼をしてください。
場合によってはご自身で作業をした場合に、復元作業を断られることもあります。自分で復元するか、しないかよくお考えになってから、作業をおこなってください。
参考ページ:USBメモリ復旧
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