電源が入らないSONY VPCEL25FJ
先日、電源が入らないSONY VAIOのノートパソコン、VPCEL25FJのマザーボードを修理しました。
もちろん、高額になってしまうマザーボード交換ではなく、マザーボード上の故障箇所を修理するマザーボード修理になります。
今回もマザーボード上の回路、チップ部品の故障が原因による不具合でしたので、不具合箇所の修理で無事に直りました。
症状の確認から、修理まで行った作業を紹介させていただきます。
電源が入らず通電しない
秋葉原のパソコン修理店にお持込みされた、このVPCEL25FJですが、「電源が全く入らず、通電もしない」という内容のご相談でした。
症状から、DCジャック故障の疑いもありましたが、実際にパソコンを確認させて頂きましたところ、ジャックにはグラつきや接触不良もなく、電源装置で確認した所パソコン本体までしっかりと電気が通電していました。
DCジャック自体は問題なくパソコン本体に電気を供給していることから、パソコン本体の故障の疑いが高くなりました。パソコンの修理(マザーボード修理)が必要になります。
分解してマザーボードを確認
マザーボードの故障故障状況の確認とパソコン修理するために、パソコンを分解していきます。
この機種は裏蓋を開けたあと、キーボードがわからも外す必要があり、簡単にマザーボードが外れるタイプではありません。
手間はかかりますが、マザーボードの取り出しをします。
マザーボードが見えてきました。更にマザーボード単体まで取り外しを行い、故障箇所の特定をおこないます。
マザーボードに電気をなおがしたり、様々な特定方法で故障箇所を特定していきます。
ホコリが原因でパソコンが故障!?
マザーボード上の故障箇所の特定ができました。
チップ部品のショート
タッチパッドの左クリックボタン付近に異様にホコリが溜まっており、そのホコリが青く変色していました。
ホコリの下に隠れている幾つかのチップ部品がショートしたり破裂していました。
この場所はタッチパッドのクリック部分やSDカードの挿入口などがありホコリが侵入し易い場所なのかもしれません。ホコリが長年使用し続け蓄積され続けて言ったのではないでしょうか。
そしてそのホコリに結露などでショートしてしまい、今回のマザーボード故障によりパソコンの電源が入らないトラブルを引き起こした可能性があります。
この他に不具合箇所が無いか念のために調べ、問題が無ければ元通りに組み立てて、電源が入るようになったら、パソコンの修理が完了です。
ノートパソコンの電源トラブルなら
ノートパソコンの電源トラブル、マザーボード修理なら、秋葉原と新宿、池袋のイーハンズへお気軽にご相談ください。メーカーや他店様のようにマザーボード交換ではなくマザーボード修理を行い低価格で行えるうえ、マザーボード交換の場合、パソコンの初期化をする必要があると気もございます。
そのままパソコンを使い続けたいなら、マザーボード修理をオススメいたします。相談は無料ですのでお気軽にご相談。ご来店ください。
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