SONY VPCF127FJの電源が入らない

SONY VAIOのノートパソコン、VPCF127FJ（PCG-81212N）の電源が入らない症状のパソコン修理を行いました。

電源を差しても通電ランプが光らず、起動しない状態です。

故障箇所を発見

試しに充電されたバッテリーで起動した所、バッテリー起動ができましたので、バッテリーには問題ありません。

DCジャックを確かめようとした所、DCジャック内部が完全に崩れて壊れているのを発見しました。

中の端子部分が完全に崩れているので、これでは通電するわけがありません。

DCジャック交換

このように物理故障の場合、破損した部品自体を交換する必要があります。

実際に分解をしてDCジャックを交換していきます。

VPCF127FJの分解

VPCF127FJは裏蓋からマザーボードまで分解していくタイプになります。

まず裏蓋に付いているネジを全てはずします。様々な長さのネジがあるので全て場所を忘れないように覚えておきます。

裏面のネジ以外にメモリやHDDの蓋も外します。

全てを外したら、裏蓋を外していきます。この時力ずくで開けると部品が壊れる恐れがあるので慎重に開けます。

裏蓋の取り外しが完了しました。

マザーボードが見えてきましたので、マザーボードにつながっているDCジャックを探します。

キーボード側も分解

DCジャックは、表側に突き抜けているため、さらにキーボード上部のカバーも外します

キーボード上部のカバーが外れたら、DCジャックをケーブル付で取り外せます。

ケーブルの取り外しができたら、新しいDCジャックに交換して、逆の手順で組み立てれば修理完了です。

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